いまさら「プラダを着た悪魔」をみた。ため息がでた。
メリル・ストリープって、う、美しいんだな。思わず山下清口調!
彼女のようになりたいな!と憧れ、目標にするならまず練炭買ってこなきゃいけないくらい美しい。
こき使われるほうの人も人間離れした完璧さだ。彼女をみたのちに鏡を見ると
「何だ、この等身は」「鏡が故障しているのではないか」と現実から逃れたくなるので注意が必要だ。
内容的には「ものすごい上司の下ですこぶる働かされ最終的に仕事の途中で家に帰る」的確すぎる。ネタばれすみません。
「働きマン」という漫画もそうだけど
「寝る暇も遊ぶ暇も惜しんで仕事をする」というのはなんだかかっこいいような気がするようなかんじがしないでもない。
じっさいあれだよ、漫画や映画だと
女優さんはマネキンのように美しいし、漫画は2次元だから
多少の無理や無茶はききそうだし、
いくら残業しまくっても翌日はバリッとおっきして、バスルームにルージュの伝言を書きマイダーリンをママに叱ってもらって
ヒールを履いてブランドのスーツ着て昼休みはカフェーでスモークサーモンとか挟まったパンオーダーしてコーヒーのことは「グランデ」とか言って超ステキにそつなく仕事をこなしてなおかつ、おはようからおやすみまでまるっと美しさを保っているんだと思うけど、
都会のOLさんとかってみんなそうなの??
んでたまに恋人とディナー中ちょっとしたことで口論になってみたり
どっちかがパリ支社に転勤になったりするの?
おいらは3Kな仕事しかしたこたないんだけんど、3Kっていうのも死語すぎるけども
常に自分自身きれいでいなきゃあいけない仕事場っていうのも、た、大変そうなんだなあ!思わず二度目の山下清ね!
「最低限清潔」は文字通り「最低」で清潔なのは当然でなおかつ毎日「流行通信」みたいな格好しなきゃいけなくてしかも絶対に体重を増やしてはいけないなんて。ストイックだなあ。
博多屋のチリカタこってりが無いと仕事やる気でない我らがまさひろ店長はどうする。
ジョージアのエメラルドマウンテンとか飲んでたらクビになるんだろうな。
「今日は手がすごく汚れたから米を研ごう」とか思ったこと無いんだろうな。
かけはなれすぎたものをみるのも面白いな。
いちばん最後にDVDみたのは半年前の「カンフーハッスル」だしな、あれはあれでかけはなれっていうレベルじゃなく面白かった。
さてTHE3名様でもみて現実にもどるとするかなと。
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